今回は経費について
食費「エンゲル係数」視点での経営感覚のお話。
まずエンゲル係数とは?
家計の消費支出にしめる食料費の比率(%)のこと。
一般に、所得の上昇につれて家計費にしめる食料費の割合が低下する傾向にあり、このような統計的法則を、1858年の論文で発表したドイツの社会統計学者エンゲルの名にちなんでエンゲルの法則という。
一方、収入がある額以下になると、固定的な支出に圧迫されて食料費が削られるために、収入が低いにもかかわらずエンゲル係数は小さくなるというエンゲル法則の逆転現象も生じる。また、俗にエンゲル係数に準じて、消費支出に占める養育費の比率を、エンジェル係数とよぶ。
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yogo/a/engels_keisu.html
ということのようで経済用語として使われています。
この考え方はフリーランスの私にとってとても重要で細々と潰れない経営をするために大切なことでした。
本当に単純なことですが、難しい問題。
基礎基本のようで苦労しました。
仕事をする上で、私も3食ご飯を食べます。
ゆったり時間を取ればスーパーで買い物をして、食材を用意して、自炊ができます。
しかし、1日は24時間。
7、8時間寝て (車に乗ることが多いので睡眠はMUSTです)
2時間くらい食事と休憩
8から10時間仕事
余暇は3、4時間
この余暇で料理をするというのはなかなかに厳しものがありました。
だって家事全般が大嫌いだからです、、、
そんな私が全力で仕事をすればするほど食費は高くなります。
一般的にエンゲル係数20から25%のところ30%を超えていた時期もあると思います。
忙しく仕事に打ち込めば打ち込むほど、コンビニの利用が多くなりました。移動でコーヒーは飲みたくなる。自宅外、カフェなどでPC作業をしたりする時間も増えます。(カフェには美味しいドーナツがたくさんあります。)
仕事がない時、ステップアップしたい時は、会食や打ち合わせ、学会、勉強会、セレモニー?も積極的に出向きました。会食がセットのようにあります。1食7、800円生活から一気に5000円くらいに上昇します。いい話をもらえたことがあるので後悔という話ではありませんが、、
接待交際費、営業のための、広告宣伝料、と経費の種類は違っても、食事に絡んだ経費は大きく膨らんでいきます。エンゲル係数が高くなります。
節約をすれば、同じ収入に対してエンゲル係数を下げることは可能です。ウイダーゼリーで済ませたり、納豆ご飯のみとか、、、活動を減らしたり、、、
しかし、20代でフリーランスになってそんな生活を20年30年と続けたらどうなるでしょうか?
それこそ健康を害して生涯年収が下がってしまいます。またストレスも溜まりそう。。。美味しいものって原動力になることが多いです。
なのでこのバランスを取ることを諦めた時期もあります。多い時で30%程度まで高かったんじゃないかなと思います。
経費(今回は食費) と 収入 と 余暇
ワークライフバランス は永遠のテーマですね。
結局、エンゲル係数を下げようとするとお菓子で済ませてしまったり、健康を害するファーストフードになってしまい、とにかく1日1回は自宅で食べて、昼は外食、夜はなるべく自宅に帰るのとキャパオーバーの仕事にならないことをこころがけながら係数が30%を超えても他で使わなければと考えていました。幸い私はお酒は飲めないし、タバコは吸えないし、ギャンブル?投資で株をやるくらいなので、その辺りでバランスが保てたかなと思います。
数年の苦労ののち総収入を上げることでエンゲル係数は自然と下がってきましたが、再び上がるイベントもありました。それはまたの機会に、、
皆さんは食費をどのように捉えて活動されていますか?
以上エンゲル係数のお話でした。今回再検討する上で、チェックしたサイトリンクを貼っておきます。https://sure-i.co.jp/journal/household/entry-42.html